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いつの間にアラフォー!?

もうアラフォー!?と思っているうちに気がつくとアラフィフ!!なのに、まだまだ可能性があると信じている、だけどぐうたらしてしまう自堕落なくりきんとん99の日々。
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読書メーター 1月のまとめ

1月の読書メーター
読んだ本の数:16冊
読んだページ数:4386ページ
ナイス数:1302ナイス

誰かが足りない誰かが足りない
宮下奈都さん初読み。連作短編集。タイトルから勝手にホラーでは?と思ってたんだけど、帯を読んで違うことに気づき安心。そして読んでいるうちにタイトルの意味が分かった。淡々と書かれた静かな文章。どの物語も共感できたし、印象に残った。そんな中で一番のお気に入りは、やっぱり「予約2」かな。本屋大賞ノミネートが納得の作品。他の宮下さん作品も読んでみよう。
読了日:01月31日 著者:宮下 奈都
心星ひとつ みをつくし料理帖 (角川春樹事務所 時代小説文庫)心星ひとつ みをつくし料理帖 (角川春樹事務所 時代小説文庫)
とうとう最新刊を読み終わっちゃった。次巻が待ち遠しい!今回は、まさかまさかの話が次々と澪のもとに舞い込んだ。料理の話そっちのけで夢中になって読了。澪には女として幸せになってほしいと思いながらもやっぱり料理人としてこのシリーズを読んでいきたいとも思う。それでもラストを読んで「澪!それでホントにいいんかい!?」と思わずにはいられなかった。
読了日:01月30日 著者:高田郁
小夜しぐれ (みをつくし料理帖)小夜しぐれ (みをつくし料理帖)
何だかいろいろと分かり、さらにいろいろな動きがあったシリーズ5作目。5作目になってようやく種市が、つるを失ったときのことが分かった。そんな辛い思いをしてたんだ。吉原の野江は相変わらずチラッとしか出てこない。でもホントに夢を見てるような描写。美緒のことは予想外。上手く行くとも思ってなかったけど、まさかな展開。最後の章は、さらに予想外。つる家の面々は一切登場せず。でもニヤつきながら読んでしまった。頑張れ早帆!!
読了日:01月28日 著者:高田 郁
傷痕傷痕
私が読んだ桜庭さんの作品で一番好きかも。キング・オブ・ポップであるカレが急死した後、その彼への想いをいろんな形で読むことができた。この彼のモデルはおそらくあの人。あんまり好きじゃなかったあの人のことを見直したくなる。謎の部分は多々あったけど、大満足な一作。それにしても桜庭さんの作品の登場人物って変わった名前ばっかり。キライじゃないけど。
読了日:01月25日 著者:桜庭 一樹
ツナグツナグ
中身をまるっきり知らずに読み始め、予想外の内容だったけど、ぐいぐい引き込まれた。最後の話では途中でオチが何となく見えてたけど、それでも感動。さすが辻村さん。前半の話も後半に繋がってて、すごく良かった。途中から、私だったら誰に会いたいだろう?と考えながら読んだけど、結局答えは出ず。それでもいいんだなと思えるそんなラストだった。
読了日:01月21日 著者:辻村 深月
ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)
1作目と同様、軽い感じであっという間に読めた。1作目より好きかも?ミステリーと呼べるほどの謎は無い感じだけど、栞子が大輔にする本の薀蓄が素晴らしい。『時計じかけの~』の完全版の話や、司馬遼太郎の話は面白かった。本筋でも大輔と栞子の関係が近くなってきて、次回作が楽しみになる。でも私は栞子より晶穂の方が大輔におススメだなぁ。
読了日:01月19日 著者:三上 延
今朝の春―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-4 時代小説文庫)今朝の春―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-4 時代小説文庫)
描写が相変わらず綺麗。そして4作目ともなるとますます腕を磨いた澪を料理人として安心して読んでいられる。今作では、ようやくはっきりした小松原の正体。そして野江が吉原で太夫となった理由。あまりにも酷い。そんな中でも変わらず一途に料理を作る澪。その姿に胸を打たれる。それにしてもこの本、美味しそうな料理ばっかり。美味しいものが食べたくなる。特に和食が。
読了日:01月18日 著者:高田 郁
知れば知るほど面白い 朝鮮王朝の歴史と人物 (じっぴコンパクト新書)知れば知るほど面白い 朝鮮王朝の歴史と人物 (じっぴコンパクト新書)
ドラマを観ている人はもちろん、見てない人にもわかりやすい朝鮮王朝の歴史入門書といった感じ。「チャングム」「イ・サン」「トンイ」でイマイチわからなかった王朝の背景がわかってもう一回ドラマ、特に「チャングム」を観たくなった。今の韓国の根底にあるものも何となくわかったような気がする。
読了日:01月16日 著者:康 熙奉
コーヒーもう一杯コーヒーもう一杯
平さんらしい身近に感じられる主人公。結婚を思ってたカレに振られ、客とケンカした勢いでカフェ経営を思いつき・・・。甘いんじゃないの?失敗しちゃうんじゃないの?という危惧が、すべてそのまま現実に。未紀のお母さんには、母の愛を感じた。ラストが希望がある感じで良かった。
読了日:01月14日 著者:平 安寿子
想い雲―みをつくし料理帖 (時代小説文庫)想い雲―みをつくし料理帖 (時代小説文庫)
シリーズ三作目。今作でも澪にも芳にも辛いことばかり。でもその中にも希望を見出していこうとする様が一途で涙を誘う。佐兵衛の無事が早くわかればいいと願わずにはいられない。ふきと健坊も早く一緒に暮らせるようになればいいのに。そして野江。野江と澪の再会は感動。描写が綺麗で映像で見たくなる。
読了日:01月12日 著者:高田 郁
ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)
軽く読めるミステリー。名作のタイトルが各章のタイトルになってたから、それを読んでないと楽しめない?と勝手に思って気になってたけど今まで手を出さないでいた。語り手の大輔が本が好きだけど読むことが出来ないという設定なだけあって、それらの作品を読んでいなくても充分に楽しめた。次作も期待。
読了日:01月10日 著者:三上 延
花散らしの雨 みをつくし料理帖花散らしの雨 みをつくし料理帖
私にしては、あっという間に読んだ2作目。以前とは違う場所に移ったつる家。自分の味に自信を持ったのか、澪がたくましくなったように感じた。それに気が強そうに見えない澪のいろいろな面が見れた。ふきをかばって登龍楼に乗り込んだ場面は面白かった。吉原に行き、又次と会った場面も。太一とおりょうが麻疹にかかったときは、どうなるかとハラハラしたけど、やっぱりこのシリーズは面白い。
読了日:01月09日 著者:高田 郁
八朔の雪―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-1 時代小説文庫)八朔の雪―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-1 時代小説文庫)
前から本屋さんの平台で見てて、ちょっと気になってたんだけど、やっと読んだ。ほんわり、そしてじんわりと感動。このシリーズが年間ランキング上位なのに納得。こういう時代小説もあるんだと発見。苦労をしながらも懸命に前に進もうとする澪がいい。そしてその澪の周りの人たちも素敵。年明け早々、良いシリーズに出会えた。
読了日:01月08日 著者:高田 郁
サイン会はいかが?―成風堂書店事件メモ (ミステリ・フロンティア)サイン会はいかが?―成風堂書店事件メモ (ミステリ・フロンティア)
やっぱりこのシリーズは短編だなと再認識させられる3作目。おまけに前作は成風堂から離れてたし。毎回、多絵ちゃんの推理力の高さに舌を巻く。今回の作品の中では『君と語る永遠』が一番好き。広希くんの健気さに感動。もちろん表題作も良かったけど。
読了日:01月07日 著者:大崎 梢
消失グラデーション消失グラデーション
面白かった!というかビックリした!!後半に行けばいくほど、所々で感じていた違和感は、こういうことだったのかと納得。ラストは二転三転に軽く混乱。読み返したいけど、図書館に返さねば。
読了日:01月04日 著者:長沢 樹
だれかの木琴だれかの木琴
わりと普通の主婦、小夜子が美容師の海斗に対し、だんだんと可笑しくなっていく。どこが可笑しいのかよくわからないところがまた恐怖を煽る。小夜子自身もどうしてここまで海斗に固執するのかわからないに違いない。ストーカーって案外こんなもんなのかも・・・?
読了日:01月03日 著者:井上 荒野

2012年1月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター

1月の読書メーター


16冊!?
お~~~、私にしてはたくさん読んだ。
去年一番読んだ月で12冊。
去年の1月なんて5冊しか読んでない。

といっても、1月はわりと軽く読めるものが多かったんだよね。
「みをつくし料理帖」シリーズは読みやすく面白かったし、
「ビブリア古書堂~」も、さくさくだった。
両方シリーズもので、その2シリーズだけで8冊。
1月に読んだ冊数の半数だもんね。

やっぱり1月一番よかったのは、
「みをつくし料理帖」シリーズかな。
まんねりになりそうなものだけど、
そんな感じもなく、飽きることなく6作目まで読めた。
そして次回作が待ちどうしい~~!!

2月も何とか2ケタ読みたいけど、どうなるかなぁ~?
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読書メーター 12月のまとめ

12月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:3471ページ
ナイス数:722ナイス

ぶたぶたは見た (光文社文庫)ぶたぶたは見た (光文社文庫)
今回はスーパー家政夫のぶたぶたさん。期待していたほどミステリーの要素は無かった。もっと深刻な問題かと思った。ぶたぶたさんにはいつも癒される。お風呂掃除で使ったドライアーって自分を乾かすのに・・・?ぶたぶたさんにもっと活躍してほしかった。・・・それは贅沢かな?
読了日:12月31日 著者:矢崎 存美
悪の教典悪の教典
さすがに一冊にすると自立しそうな厚さ!そして2段組!でも「新世界より」と同じく長さは感じられず、サクサク読めた。前半は、頭のいい蓮実がいかに2年4組と学校を掌握していくか、だったけど後半は、本性を出していく。ある意味すごく潔い。でもちょっと思うのは、果たして蓮実は頭がいいのか?本当に良かったらああいうことにはならなかったのでは?
読了日:12月31日 著者:貴志 祐介
小さいおうち小さいおうち
「東京観光」の次に読んだ中島京子さんの作品。すごく素敵なお話。女中をやっていたタキおばあちゃんの手記。淡々と書かれているが、甥の息子とのことなども明るく書かれていて、かえって戦前、戦時中、戦後がリアルに感じられた。後半はだんだんと雰囲気が変わっていく。そして意外なラスト。そしてその後。やっぱり中島京子さんの世界観というか、文章好きだなぁと思わされた。さすが直木賞受賞作。もっと早く手に取れば良かった。
読了日:12月24日 著者:中島 京子
火車 (新潮文庫)火車 (新潮文庫)
前から気になってた作品。見るからに厚いのでなかなか手が出なかった。実際読むと厚さは一切気にならず、物語に集中して読むことができた。20年ほど前に書かれたものだから、若干の違和感はあったがカード社会の闇が見事に書かれていたと思う。長かったけど、残りページが少なくなると寂しく、もっと続かないのか?と思ってしまった。いろいろと考えさせられるラスト。
読了日:12月21日 著者:宮部 みゆき
誘う森 (ミステリ・フロンティア)誘う森 (ミステリ・フロンティア)
紅雲町シリーズとは違い、どこまでも暗い作品。でも私は淡々とした文章で書かれたこの作品は結構好き。でも前半は、なかなか話が進まず、読むのも進まなかった。中盤から、物語は予想外の方向へ。そこからは、あっという間に読むことができた。ラストをもう少し書いてほしかったかな。その後の洋介の事も知りたい。
読了日:12月19日 著者:吉永 南央
寿フォーエバー寿フォーエバー
初・山本幸久さん。結婚式場を舞台にしたお仕事小説。主人公の靖子がごくごく普通の女の子で親近感を持つことができた。カニ平さんに「甘い」と言われ落ち込む靖子には感情移入。同僚たちのキャラが面白い。ハリーとメロロンのカップルがどうなるのか?にどきどき。ライバル醐宮とのその後をもうちょっと読みたい気もした。
読了日:12月13日 著者:山本 幸久
和菓子のアン和菓子のアン
デパ地下の、それも和菓子屋さんを舞台にしたミステリー。主人公でぽっちゃり系のアンちゃんももちろん、乙女系の立花君、賭け事が好きな椿店長と、登場人物は、みんなすっかりお気に入り。もちろん師匠も。勤めたことのなかったアンが、どんどん和菓子のことを知り、好きになっていくところがまたいい。そして和菓子に関するちょっとした謎。ほんわかした気持ちで、ゆったり読むことができた。もちろん、読後、和菓子は食べたくなったよね。
読了日:12月12日 著者:坂木 司
コラプティオコラプティオ
政治のからんだ小説を初めて読んだので、前半なかなか読み進められなかったけど、面白かった。3・11後、大幅加筆修正ということで、ムリが出てるのでは?と思ったが、不自然なところは無かったと思う。原発のことなども含め、いろいろと考えさせられる作品。加筆修正前、連載されていたものも読んでみたい。図書館から借りて、読んでみるかな。
読了日:12月09日 著者:真山 仁
異国のおじさんを伴う異国のおじさんを伴う
短編集。帯にある通り、どこから読んでもいい感じ。読み始めは、写真集の話から始まり、読みにくいか?と一瞬思ったが、すぐに引き込まれ夢中になった。物語の長さもちょうどよく、面白く楽しく読めた短編集。やっぱり一番最初の「藤巻さんの道」がお気に入り。「クリスマスイヴ~」「桂川里香子~」「母の北上」も。何度でも読み返したいと思わされる、素敵な短編集だった。
読了日:12月02日 著者:森 絵都

2011年12月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター

12月の読書メーター


12月は結局、9冊読んだ。
最後の一冊は、黒豆とシイタケを煮込みながら。

悪の教典』がさすがに読後感が悪く、
それで2011年を締めるのはイヤ!!
ぶたぶたさん、この空気を何とかして!!
と、ラストはぶたぶたさんだのみ。

一番印象に残ったのは、どれだろう・・・?
やっぱり『小さいおうち』かな?
さすが直木賞受賞作。
もう受賞してから時間がたってたから、
あっさり図書館で借りることができたけど、
これはもっと早くに読んでおけばよかった。
中島京子さんはすっかりお気に入りの作家さん。

それから『コラプティオ
原発事故を受けて大幅の加筆修正ということで、
かなり考えさせられる部分があった。
内閣の裏側も垣間見ることができて面白かった。

2011年は、全部で101冊を読んだ。
例年、70冊前後の私にしてはすごく読んだ年。
やっぱり読書メーターのおかげ様。
読みたい本も見つけられるし、読む気になるもんね。

2012年はどんな本に出会えるかな?
楽しみ。

読書メーター 11月のまとめ

11月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:3235ページ
ナイス数:610ナイス

ホテル・ピーベリーホテル・ピーベリー
わりと軽い感じで読めるミステリー。あまり紹介されることがない、でも見どころの多いハワイ島が舞台。観光地は、ほとんど出てこなかったけど、その描写は楽しめた。淳平の立場から淡々と書かれているのが、かえって怖さを感じた。この淳平からの描写、けっこう好きだった。3か月休んでハワイ。良いなぁ。
読了日:11月30日 著者:近藤 史恵
夢違夢違
去年から今年にかけて新聞で連載されていたもの。新聞で読むとどうしても途切れ途切れだし、読み忘れとかもあったから、一冊で読むとわりとすっきりイメージしながら読むことができた。さすがの恩田ワールドに今回もやられた。一見、現代だけど、夢が可視化できるという世界。設定も面白く、そして怖さも。何だかいろいろと考えさせられた作品。
読了日:11月29日 著者:恩田 陸
ばくりやばくりや
すっかりお気に入りになった乾ルカさんの最新刊。今作も舞台は北海道。「ばくりや」というのも北海道弁から来たもの。それだけで道産子にとっては親近感の沸く作品になっている。能力を交換してくれる「ばくりや」。不思議でちょっと怖さもある。フィクションと知りながらも感情移入。私だったらどんな能力を・・・?いやいや、そんなものないよなぁと思いながら。表紙の女性はダレ!?と思ってたけど、う~~~ん。わかったような、わかないような。ラストは意外。いや、なるほど?
読了日:11月23日 著者:乾 ルカ
晩夏に捧ぐ<成風堂書店事件メモ・出張編> (ミステリ・フロンティア)晩夏に捧ぐ<成風堂書店事件メモ・出張編> (ミステリ・フロンティア)
「配達あかずきん」の第2弾。今回は長編。そして出張編。事件は信州の老舗書店まるう堂にお化けが出たことから始まる。そして27年前の殺人事件のことへ。前半は、なかなか事件の全体像が掴めず、そして多絵の考えてることが分からず読み進まなかったけど、後半へ進むにつれ、だんだんとスピードアップ。面白かった。でもこのシリーズで殺人事件は重いので、やっぱり読みやすく馴染みやすい短編が好みかも。
読了日:11月20日 著者:大崎 梢
闇の喇叭闇の喇叭
うっかり「真夜中の探偵」から読んでしまっていた私。???だったのが、すべて解決!!先にこちらを読むべきだった。「真夜中~」では、ほとんどこのパラレルワールドの説明がなかったけど、おかげで納得。楽しんで読むことができた。これは、探偵になる前のソラ。今後の成長が楽しみ。明神警視、憎たらしいけどきになる存在。なんとかソラの味方になることはないんだろうか?殺人事件は、びっくりな真相だったなぁ。
読了日:11月16日 著者:有栖川 有栖
こいわすれこいわすれ
「まんまこと」シリーズの三作目。相変わらずの麻之助の飄々さというか、抜け目なさ。悪友二人とのバランスも良くて安心して読んでいられるんだけど、今回は、終盤でまさかこんなことがあるなんて!!麻之助には早く元気になってほしいような、でも忘れないでいてほしいような。複雑な気持ち。
読了日:11月12日 著者:畠中 恵
ぶたぶたと秘密のアップルパイ (光文社文庫)ぶたぶたと秘密のアップルパイ (光文社文庫)
会員制の喫茶店という設定が面白い。会員になるための条件も。オーナーとぶたぶたさんの出会いの話、アップルパイの話が良かった。このシリーズ、ぶたぶたさんが主役というよりは、ぶたぶたさんに出会う人たちが主役。それでも一番光ってるぶたぶたさん。こんなぶたぶたさんがそばにいたら、微笑み絶えないだろうなぁ。この喫茶店の会員になれるまで一号店に通っちゃいそう。
読了日:11月08日 著者:矢崎 存美
ユリゴコロユリゴコロ
面白かった。今までこんな小説、読んだことなかった。押入れから手記が出てきたあたりで、引き込まれ一気に読んだ。手記が怖くて気持ち悪くて、でも読むのを止められない。ラストはさすがに驚き。怖くて気持ち悪かったのに、すごい感動。読後感は、こんなことあり?っていう不思議な感じ。決して悪くない。逆に清々しいくらい。他の作品もぜひ読んでみたい。
読了日:11月06日 著者:沼田 まほかる
マスカレード・ホテルマスカレード・ホテル
面白かった。ホテルマンに扮する刑事とその彼を教育するベテランの女性。設定が意外な感じで引き込まれた。東野さんの作品はいつも最後の最後まで犯人が分からず、予想も外れるのに、ついつい推理をし、そして今回も外れた。ん~~~、そう来たか。面白かったからまたこのシリーズを読みたいけど、このホテルマンに扮する刑事という設定はもうないだろうなぁ。仕方がないけど残念。
読了日:11月03日 著者:東野 圭吾
真夜中の探偵 (特別書き下ろし)真夜中の探偵 (特別書き下ろし)
また読む順番を間違えた。「闇の喇叭」がもともと「ミステリーYA!」で出てただけあって、ちょっと若い人向けな感じ。「闇の~」を読んでないからイマイチ日本の設定がわからない。北海道からミサイルってどういうこと!?道産子としてはすごく気になる。よくわからないながらも、ソラの謎解きからラストまで面白く一気に読めた。そしてすごく気になる終わり方。来春出るという次回作、必ず読む!!その前に「闇の喇叭」も!!
読了日:11月01日 著者:有栖川 有栖

2011年11月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター

11月の読書メーター


余裕で二ケタ行けるかなぁ~?と思ってたら、ぎりぎり。
『ホテル・ピーベリー』で駆け込みの10冊になった。

9月の後半から、ず~~っと「ぶたぶた」シリーズにはまってたけど、
11月はちょっと一休み。
また、気持ちが落ちてきたらぶたぶたさんにお世話になるよ。

こうやってひと月読んだ本を改めて見ると、
ミステリーが全体的に多いんだ。
やっぱり好きだからなのかミステリー。
まあ、若いころほどラブストーリーは読まなくなったよな。

11月、やっぱり一番の印象に残った本は、
『ユリゴコロ』だろうなぁ。
これってありなの~~!?と思わずにいられない。
でも、こちら側としては望んでいた終わり方かも。
でも今まで、こういう小説はなかったと思う。
それとも単に私が読んでいなかっただけか。

今年もあと一か月、12月には何冊読めるかな?

読書メーター 10月のまとめ

10月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:3283ページ
ナイス数:644ナイス

ぶたぶたのいる場所 (光文社文庫)ぶたぶたのいる場所 (光文社文庫)
「ぶたぶた」シリーズの連作短編集。今回の舞台はホテル。お客様から見つからないように働くぶたぶたさん。想像するだけでも面白い。一番好きだったのは「不機嫌なデズデモーナ~秋の物語」。ぶたぶたさんがいるだけで、何となく素直(?)になってしまう。ラストの「オセロー」は一体どうなることやら?と思ってたけど、予想以上の面白さ。是非、実際に見てみたい。でもバレーボール大のぶたぶたさんを舞台で認識するのは難しそう。おまけに点目だもんね。客席から表情読めるかな。
読了日:10月31日 著者:矢崎 存美
東京観光東京観光
初中島京子さんの作品。こういう作品を書く人だったんだ。タイトルから東京観光にちなんだ短編集だと思った。ちょっとずつ不思議な感じのする短編集。「シンガポールで~」「ゴセイト」「ポジョ~」がお気に入り。「コワリョーフの鼻」は、何のことやら?で、「ムカシハナアルキ」を思わず検索。全体的に読みやすく、そして懐かしい雰囲気も。他の作品も読んでみたい。
読了日:10月26日 著者:中島 京子
水底フェスタ水底フェスタ
暗いし怖い作品だった。閉鎖的な村の人たちがすごく怖いし、何を考えてるんだかさっぱりわからない由貴美も怖かった。広海のお母さんも分かりやすく怖かったし、お父さんも怖かった。タイトル通り、ずぶずぶと水に沈んでいく感じ。辻村さんの他の作品はわりと救いのある終わり方だったけど、これは、救い、あるのか・・・?
読了日:10月23日 著者:辻村 深月
四龍海城四龍海城
なんとも切ないエンディング。貴希と健太郎のそれぞれを想う気持ちがさらにエンディングを切ないものにしている。てっきり少年たちのひと夏の冒険譚だと思って読み始めたんだけど。四龍海城はフィクションとはいえ、すごく怖いところだった。関さんのキャラ、好きだったんだけどなぁ~。
読了日:10月20日 著者:乾 ルカ
ぶたぶたの食卓 (光文社文庫)ぶたぶたの食卓 (光文社文庫)
どの話もちょっと切なくてでもほっとさせる。さすがぶたぶたさん。そしてぶたぶたさんが作るモノ、すべて美味しそう。ぶたぶたさんの料理教室、ぜひ通ってみたいし(でも男性だけだったっけ)、ぶたぶたさんのガレットも食べたい。信江さんチャーハンも食べたいし、かき氷も。ぶたぶたさんの作る料理は、どんなものでも暖かいんだろうなぁ。
読了日:10月18日 著者:矢崎 存美
ぶたぶた日記 (光文社文庫)ぶたぶた日記 (光文社文庫)
最新刊「ぶたぶたさん」を先に読んだけど、全然問題なかった。私にとっての2作目「ぶたぶた」シリーズ。義母の代打でエッセイ教室に通うことになったぶたぶたさん。そのぶたぶたさんに出会った教室の人たち、それぞれの立場で書かれている。どんな形であれ、ぶたぶたさんに知り合えるなんて羨ましい。私だったら、やっぱり後をつけ、ずっと遠巻きに見ていそう。
読了日:10月17日 著者:矢崎 存美
おまえさん(下)おまえさん(下)
さすが宮部みゆき!!あっという間に面白く読んでしまった。久しぶりの「ぼんくら」シリーズ。前作のことはほとんど覚えてないけど、十分面白く読めた。長編だったけど、下巻は短編みたいな。ほのぼのだったり、切なかったり。ラストはしんみりかな。新しい登場人物、丸助、淳三郎の今後の活躍も楽しみ。でも「ぼんくら」「日暮らし」をもう一度読まなくては。
読了日:10月15日 著者:宮部 みゆき
またたび (新潮文庫)またたび (新潮文庫)
取材とはいえ、こんなに旅行に行ってるなんてすごい。そして行っているところが様々。メジャーなところから、え?ここ?というようなところまで。それでも面白かったこと、くだらないこと、感じたこと等が相変わらずのさくらももこさんの文章で書かれている。行った国のいいところばかり書いている訳じゃないのも面白かった。
読了日:10月15日 著者:さくら ももこ
おまえさん(上)おまえさん(上)
久しぶりのぼんくらシリーズ。登場人物を何とか思い出しながら読んだけど、シリーズ初めてでも平気かも。時代モノはいろいろ読んでるけど、宮部さんの作品は、相変わらずぐいぐいと引き込まれる。下巻を読むのが楽しみ。
読了日:10月13日 著者:宮部 みゆき
天地明察天地明察
本屋大賞受賞作ということしか知らず、読み始めてから時代物だと知った。序章で暦の話?と思いながらも算術?碁?天文?前半は春海がどこへ向かってるのか良くわからずなかなか進まなかった。後半に入ると全て必要だったということがわかり、あっという間に読み進めた。渋川春海という実在した人物が何を成したか。どういう人生を歩んで事を成すに至ったか。これだげの事業を成した春海が成長していく過程がよくわかった。ぜひ、映像で見てみたい。
読了日:10月06日 著者:冲方 丁

2011年10月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター

10月の読書メーター


10月は、前半忙しくってあんまり読めないかなぁと思ってたけど、
辛うじて二ケタ。
「ぶたぶた」シリーズで稼いだかな。
温泉に持ってって2冊読んだから。
あれは良い過ごし方だったなぁ。

「ぶたぶた」もモチロンよかったけど、
ちょっと別格だから、それ以外で一番おもしろかったのは、
「おまえさん」でしょうね~。

宮部みゆきさんの作品は、また読みたくなる。
時代物はもちろんのこと、超能力物、推理物、冒険物も。
そしてこの「ぼんくら」シリーズ、前作2作ともほとんど覚えてないから、
また読まなくては!!

今月は、冲方さん、中島さんという、
今まで読んだことのない作家さんの本も挑戦。
こうしてお気に入りの作家さんが増えていくのは良いんだけど、
それだけ読みたい本も増えていく。

読むスピードは変わんないから困るんだよね~。

読書メーター 9月のまとめ

9月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:3594ページ
ナイス数:555ナイス

ぶたぶたさん (光文社文庫)ぶたぶたさん (光文社文庫)
またまたやっちゃった。シリーズものだったんだ。それでも十分楽しめる作品。この作品すごすぎる。思わず、え~っ?え~~っ?って言いながら読んでしまう。初めてぶたぶたさんの存在を知った人たち(私を含め)の驚きよう。知っている人たちの自然さ。すごい!!これは是非、ほかの作品も読まなくては!!それは別にしても、全体的にほんわかした癒される作品。お気に入りのしいリーズになりそう。
読了日:09月30日 著者:矢崎 存美
さくら日和 (集英社文庫)さくら日和 (集英社文庫)
『さくらえび』の少し前のエッセイ。『さくらえび』の時も思ったけど、さくらももこって随分、知り合いとか友達に有名人が多い。今や本人も大物漫画家だからなんだろうけど。そしてすごいバイタリティ。お世話になった出版社の人のためにパーティを思いつき、脚本まで作ったり、『くいしんぼう同盟』なるモノを作って活動したり。ぐうたらだったまるちゃんが、大人になるとその反動でマメになったのか?
読了日:09月28日 著者:さくら ももこ
龍は眠る (新潮文庫)龍は眠る (新潮文庫)
この頃の宮部みゆきさんの作品はけっこう読んでた気がしたんだけど、これは未読だった。久しぶりに読んだ宮部さんの超能力モノ。クロスファイアとかと違って、能力者が主人公ではないのが意外だったが、面白く読みやすかった。直也の生き方が、可哀想で何とかしてあげてほしかった。
読了日:09月27日 著者:宮部 みゆき
オーダーメイド殺人クラブオーダーメイド殺人クラブ
中二の頃、すごく狭い世界の中で、部活やおままごとみたいな恋愛で、一生懸命だったのを思い出された。アンと徳川は何処へ進んでいくんだろうと気になって読み進めた。期待通りだったような、予想外だったようなラスト。でも、好きな作品。
読了日:09月26日 著者:辻村 深月
幻想郵便局幻想郵便局
表紙もタイトルもファンタジーなのに、ホラーありミステリーあり。前半は、真面目に怖かった。これ、夜に読んじゃいけないと思った(結局ほとんど夜に読んだけど)。アズサのキャラに救われた。後半、どうなるかと思ったけど、結局収まるところに収まったといった感。続編出てほしい。あとがきは必読ですね。
読了日:09月20日 著者:堀川 アサコ
キャベツ炒めに捧ぐキャベツ炒めに捧ぐ
「ここ家」という惣菜屋をやっている60歳前後の三人の女性の話。それぞれの日常の事、思った事等が書かれている。60歳っておばあちゃんじゃ?と思った自分が恥ずかしい。60歳でもしっかり素敵な、でも普通の女性。強そうな麻津子さんがラストなんとも可愛かった。
読了日:09月17日 著者:井上 荒野
下町ロケット下町ロケット
初池井戸作品。さすが直木賞受賞作。ここ最近読んだ中では一番かも。前半、これでもかというくらいのピンチ。そこからの巻き返し。そして後半は、また違う問題が起きるが、それでも夢に向かっていく。佃プライド!感動しました。
読了日:09月14日 著者:池井戸 潤
この女この女
久々の森絵都さんの作品。「冒険恋愛小説!」と書かれた帯に騙された。それでも結子のキャラに圧倒され、礼司の真剣さに引き込まれた。最初の手紙を読んだ時点で、震災が書かれていないのはわかったが、まだかと身構えながら読んでしまった。礼司と結子が無事に元気に暮らしていることを願わずにはいられない。
読了日:09月12日 著者:森 絵都
さくらえび (新潮文庫)さくらえび (新潮文庫)
もの凄く久しぶりに読んださくらももこさんのエッセイ。確か前に読んだのは出産のころが書かれた「そういうふうにできている」。あの時の子がさくらももこの事をさくらももこじゃないかと疑っているという話は面白い。またヒロシたちと一緒に住んでいるというのも意外。何もかもが「ちびまる子ちゃん」と一緒で、笑わされたりほんのりさせられたり。しばらく離れてたけど、また他のエッセイも読みたくなった。
読了日:09月11日 著者:さくら ももこ
新装版 46番目の密室 (講談社文庫)新装版 46番目の密室 (講談社文庫)
作家アリスシリーズ初挑戦。学生アリスとはまた違った面白さ。推理作家の集う会で大物推理作家が殺される。それも密室で。殺されたのは作家だけではなく、身元不明の男性もという設定も面白い。火村先生とアリスが「せーの」と声を揃えるところは、どんだけ仲良しなんだ!と思わずニヤリ。
読了日:09月06日 著者:有栖川 有栖
鍵のかかった部屋鍵のかかった部屋
残念。シリーズものだったんだ。気づかずに初めて読んだこのシリーズ、読めなくはないけど、青砥弁護士と榎本の関係は、きっと前作を読んでた方が楽しめたんだろうなぁ。今作は、短編四作。全て密室トリック。どれも良かったけど、トリックが想像しにくかった。挿絵があって助かった。好きなのは表題作。さあ『ガラスのハンマー』『狐火の家』読まなくちゃ。
読了日:09月03日 著者:貴志 祐介

2011年9月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター

9月の読書メーター


9月も何とか2ケタ読んだね~。
さくらももこのエッセイでちょっと稼げたかな?

いつものように目につくものを手当たり次第に読んだという感じ。
だからミステリーもあれば、ほんわか小説もあり。

やっぱり9月に一番面白かったのは、
『下町ロケット』だね~。
ドキドキハラハラ、応援せずにはいられない。
今の日本に元気をくれそうな作品。
直木賞受賞は納得の一作。
WOWOWドラマは見なかったけど、
次に再放送が入ったら絶対に見よう!!

驚きが多かったのは『ぶたぶたさん』
これはホントすごかった!!
すっかりぶたぶたさんの虜になった私は、
今日も早速2冊のぶたぶたシリーズを入手♪
他の本の合間に読む予定。

10月は、すでに手元に5~6冊の本が。
読書の秋だもんね。気合入れて読みますか
プロフィール

くりきんとん99

Author:くりきんとん99
まだまだ若いと思っている独身アラフォー・・・ではなくアラフィフのわたし。北海道に住んでます。
最近、柴犬の「ゆず」が家族の仲間入りしました!!

やっとこさ読書記事を引越ししました。
『くりきんとんのこれ読んだ』

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